【オーストラリアとカナダ】私が目の当たりにしたアジア人差別
こんばんは、もさです。
『アジア人差別』、このコロナ禍で明るみになりましたよね。日々のニュースで暴力的で悲しいアジア人差別のニュースを見ると心配になるのか、私の母親も私に差別をされたことがあるのか聞いてきました。
そこで今日は、オーストラリアに約半年、カナダに約2年いた私のアジア人差別の体験について、いろんな目線でご紹介しようと思います。
私が体験した差別
正直いうと、私自身はアジア人ということで差別を受けたことはないと思います。
一つ言えるとするならば、ヨーロッパ人の友達が私との2ショットをFacebookに載せた時に、その子のお父さんから「残念ながら、君は豚だ」とコメントされたことです。笑
私はコメントし返したし(笑)、その子は悪くないのに謝ってくれました。
おそらく私はアジア人という認識の前に車椅子であることに目が行くので、こんなやつに嫌がらせしてやろうと思う人は相当暇な人なのであんまりいないのでしょう。
私の身近な人が経験したアジア人差別
私の身近な人の周りで起きた差別は、残念ながら遭遇したことがあります。
一つは、私が韓国人の友達と歩いていた時にオーストラリア人の若い女性が、私の友達に向かって突然大きな声で「You eat cats! (あなたは猫を食べる)」と怒鳴られたことです。
あまりにも突然で、大きな声で本当にびっくりしました。
その後友達は私に「(私は食べないけど)中国や昔の韓国?では犬を食べている人もいるから、ああやって言ってきたんだ。」と悲しげに説明してくれました。
もう一つは、私の母親が受けた差別です。
私が一緒にいない時に、オーストラリアのホテルのフロントと、カナダの空港のカウンターで、母親が英語を話せない故にひどい対応を受けました。
オーストラリアの方は、英語が話せる人が仲介したらすぐに相手の態度は変わったそうで、カナダの方は、相手が同じアジア系にも関わらず、態度が他のお客さんとは明らかに違ったと母親は言っていました。
私が目の当たりにしたアジア人差別のはじまり
相手が不快に感じる差別行為は時に、遊び半分で誰かがやっていることもあります。
例えば、両手で目を左右に引っ張って目を細くする行為、これはアジア人の顔を模倣する差別行為にも関わらず、普通の他愛ない会話の中でジョークとして使っている人を見かけました。
そして本当に仲の良い友人が仲の良い日本人の友達に、「Open your eyes!(目を開けて)」と目が細いことを茶化すこともありました。
これは本当に悪気がないのかもしれませんが、私は見ていて気分が悪かったです。
このように、私が滞在した、たった約2年半でも思い浮かべられるアジア人差別はありました。
差別されていい理由などないし、仮にそれがジョークでも誰かが傷ついていたら、私はそのやった人の過去を少し残念に思います。
今回のヘイトクライムで私達が今までどう感じてきたかを、少しでも世界中の多くの人に伝わるといいなと思いました。
それではまた。
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