黒人差別と幼少期の教育について思うこと
おはようございます。もさです。
私は今カナダに留学していて、その前はオーストラリアで、小さい頃から英語を勉強するのが好き、ですが、あまり洋画は見ません。
父親は私よりも洋画を見るタイプの人で、テレビが家に一つしかなかったので父親が見ているときは私も見ざるを得ない状況でした。
私が洋画をあまり見ない理由は、なんとなく殺人・暴力・病気の表現が邦画よりも強く描写されている気がするからです。
昔は世界仰天ニュースも見れませんでした。(今は好き)
年齢が上がるにつれて、そのような表現も少しは受け入れられていきましたが、
洋画に対して抵抗を持っただめ押しの映画が、父親が見ていた『グリーンマイル』という映画でした。今もあまり見たくありません。
それからある日、幼い私は意を決して洋画を見ている父に言いました。
「この黒い人が出ている映画は見たくない。恐い。気持ち悪い。」
今大人の私が言えば立派な黒人差別発言です。ですが、そのとき小学生の私は、黒人差別はもちろん、黒人・白人・私たち黄色人種のことも理解していません。
すると父は、激怒しました。
「そういうことは二度と言うな。絶対言うな。お前は最低なことを言っている。」というようなことを言われ、私は大泣きしました。
20年くらい前なので何を言っていたかはっきりは覚えていませんが、とにかくすごく怒られたと言うのは覚えていて、今でも心に残っています。
なぜ、当時の私は洋画の中で黒人を恐い対象物としてピックアップしたのか。
振り返ってみると、目に触れる機会が少なくてよくわからない人たちであり、映画の中でも白人の俳優さんより出番が少なく、少ない出番の中でもなんとなく重々しい・おどろおどろしいシーンで登場していたように感じる。特に昔の映画は。
しかし、その時父親に叱られて以降、幼い私は『言っちゃいけないことを言った=私は間違ったことを言った=黒人の人たちはそのような恐い対象物ではない』という認識に変わっていきました。
先日、YouTubeで『ワイドなショー』を見ていると、ダウンタウンの松本さんが「コロナにかかった人たちに対する振る舞いも含めて、多くの差別思考は幼少期の教育や親の影響からくるのではないか。子供は意外と親をよく見ている。」という発言で、この父との記憶を思い出しました。
そして今海外に住んでみて、街中でカバンから物を落としたときに拾ってくれた黒人女性や、一人で夜、車椅子で立ち止まっているときに「Are you okay?」と声をかけてくれた黒人男性などにも出会いました。
これから先は、どんな人に出会うかはわかりませんが、一つ言えることは人種で差別することは間違っているし、私も将来子供を持ったら、間違っていることは間違っていると言える親になりたい😊
それではまた。
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